狙いを定めて。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

突然ですが、あなたの今日のトレーニングメニューの狙いは何ですか?

 

昨日私はインターバル走に取り組んできました。
※私が考えるインターバル走に関しては、過去の記事をご覧ください。

 

今回は300mの疾走区間を100mでつなぐ設定にして、12本行ってきました。

今まで行っていたものは、主に400m+100mで最大10本。

 

距離を短くする分、本数を増やせば負荷は同じくらいになるのではないかと考え、2本増やしてみました。

 

 

疾走区間の平均スピードは3分29秒/kmペース。

1本当たり62~63秒という感じでした。

 

特にタイムを意識したわけではなく、自分の感覚で「もうちょっと頑張れるけど、緩すぎない」というあたりで走った結果。
ある程度タイムがまとまってくれたおかげで、色々な面の収穫が得られました。

 

今回の取り組みで400mとは全く違う景色を味わえました。

疾走区間が短いので、その分多少スピードを上げることが容易になります。

 

 

やはり設定する距離(時間)や本数などで、身体には全く違う刺激が入るのだなというのを体で実感することが出来ました。

 

インターバルは、内容次第で心肺・体への刺激を高めたり、スピード向上という狙いも出来ます。

 

 

今ではランニングに関係する書籍は数多くあります。

その中には「サブ○を狙うランナーへ」というような見出しを目立たせているものもあります。

 

確かにその方法は有効なものでしょうが、あなたにとって「最大限の」効果があるかというとそれはまた違った話です。

 

ただ本に書いてある内容をやるのではなく、あなたの目的に合わせた内容にすることで、より目標への近道になることでしょう。

 

その為には、まずあなたの中長期的な目的を明確にすること。

そして、現時点で出来ることをしっかり把握しておくこと。

 

この2点が非常に重要になります。

 

その上で、今日のテーマをしっかりと設定することで、より効果のある一日に変えることが出来るようになるでしょう。

せっかく貴重な時間を割いてトレーニングしているわけですから、狙った効果を出来るだけ大きく得られるようにしていきたいですね。