「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
取り組んでいる競技で技術を上げるためには練習は不可欠ですよね。その練習の方向性が目指すゴールに向かっていれば、納得のいく成長をできる可能性が高まります。
ですが、ただ「練習」という動作を行っているだけであれば、かけている時間と労力に対して成果は満足ができないかもしれません。
同じように努力をするのであれば、より成果を出したいですよね。
ランニングを行っている方は、速く走ったり長い距離を走る能力を求めてトレーニングをされていると思います。それを達成するとともに、何より怪我をしない身体も必要になります。
それらを同時に解決できる可能性があるのが、動きの質を上げることです。
フォームを変えることが目的ではない
接地や腕振り、姿勢や目線など「〇〇すると良い!」という記事をよく目にします。
ですが、言葉だけをとらえて動きから変えようとすると必ず体に歪みが出ます。その結果、身体に違和感や痛み、時には怪我を負ってしまう危険性もあります。
私もパーソナルの時にクライアントに動きのイメージとして「こんな感じ」と伝えることはありますが、無理にその動きをさせることはありません。フォームを変えることが目的ではないからです。
その動きができるような身体を作り、自然と出来るように導くことを目的としています。これが理想。無理のないフォームにもなります。
仮に動きを意識してできたとしても数時間の間、ずっと集中し続けることは容易ではありません。ですが、身体の土台として自然にできるようになっていれば、それほど考えることなく理想の形を再現できる可能性が高まります。
手順
まずは現状を知ることが必要です。今の状態を知らなければ、どちらに進めばいいのか(何をすればいいのか)見えてきませんから。
そのうえで意識したいことを考えて、まずやってみましょう。
次に、可動域などにアプローチをします。これが「動きづくり」。そうすることで意識したいことを実現しやすい体へ導きます。
ここで感覚をつかめたら、実践あるのみ。とにかく意識し続ける。
今までの動きとは違う可能性がありますから、おそらく違和感を抱くでしょう。でも出来てきて、身体に染みついてくると出来ないことに違和感が出てきます。
歯磨きは毎日やっているので、やらないと気になりますよね?そういうイメージです。それくらい生活の中で「当たり前」にします。
その感覚を基にさらに質を上げた動きづくり。段階によって必要なポイントが変わってくるので、1週毎とか曜日毎にテーマを決めて行うと効率も上げられるかもしれません。
次第に細かい違いに気が付くなど、今まで気が付かなかった感覚が身についてくるはずです。
あとは反復あるのみ。
ランニングセッション
相支走愛のランニングセッションは、上記の流れに沿って行います。
まず現状を確認するために、自分の動きを客観的に見つめる必要がありますから動画撮影を行いご自身でもフォームを確認してもらいます(私の見解もお伝えします)。
そして自分のイメージと実際の動きの違いを認識し、理想に近づくために必要なことを洗い出します。
そのうえで動きづくりを行います。人によってはストレッチ重視になったり、トレーニング(強化)だったり、とにかく反復だったりとさまざまなアプローチを行います。
効率の良いフォームができたとき、走りやすくなります。そしてより楽に今以上のパフォーマンスを引き出すことができます。
一人でも多く、気持ちよく楽しめる土台を作れるように。
関心のある方は、まずinfo@soushi-souai.comまでご連絡ください。「この冬でステップアップをしたい!」という強い気持ちを抱いている方は現在3か月パックを受付中です(参考記事:3か月ステップアップ)。
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