自己防衛。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

冬本番になってくると、普段は体が丈夫だという人でも体調を崩すことも出てきます。

風邪症候群などもですが、何よりこの季節に猛威を振るうのがインフルエンザやノロといったウイルス性感染症などです。

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最近では「99.9%除菌」をうたう商品が現れたり、さも菌そのものが全部有害であるというような形で表現されていますが、私はそうは思いません。

 

と言っても、私はウイルスの専門家ではないので迂闊に言い切ることは出来ませんが、少なくとも自分が子どもの頃は、砂場で作った「団子」やらを口に入れたりすることもありましたが、それが原因でひどく体調を崩した記憶はありません。

 

偏った報道により「現代人は以前に比べて身体が弱くなっている」という印象操作をされている面もあるかもしれませんが、以前は聞かなかったウイルス感染症が増えてきているのはあなたも感じているのではないでしょうか。

病弱な人の割合が増えてきたのは、「除菌」を売りにした商品が増えてきた頃からではないかという印象さえ持っています。※あくまで個人的な印象です。

 

 

というのも、害を及ぼす菌が体内に侵入してきた際に戦ってくれる常在菌という存在も、殺菌・除菌の商品は一緒にやっつけてしまうと思われるからです。
その結果、身体の耐性が下がると考えるのは強ち間違いではないと思っています。

 

 

とはいえ、やはり避けれるものなら避けたいウイルスもあるのは確かです。

年末年始は仕事も家のことも1年の中で忙しくなる季節ですし、ランナーにとっては大会の多い秋~冬シーズンなので一層体調を崩したくないと考えるのは普通のことだと思います。

対策として簡単に出来ることはやっておけば、感染リスクは減らせるかもしれません。

 

基本的な予防策とされていて自分でできることは、外からの菌に対抗できる身体を作っておく保湿、休養、そして飛沫の防止だと考えています。

 

 

①保湿

乾燥するとウイルスの動きが活発になると言いますが、外の空気をコントロールすることは不可能です。
外出を一切しないということも、ほぼ不可能ですしそうしない方が心身共に健康的な生活を送れます。

 

ですから、オススメするのはまず体内に入ってきたときの「関門」の防御能力を高めておくことです。

喉や気管支などの粘膜が乾燥すると、免疫能力が低下してしまいます。

 

喉が渇く前に、ちょっとずつ口に含むように水分を摂ることで全身の水分量を保ちましょう。

感染を防ぐ意味では難しいですが、水分を保つ意味でのマスクは効果があると考えます。
また飴などを舐めて唾液の分泌を促すことでも保湿効果は期待できます。

 

②休養。
忙しい時期ですし、忘新年会など付き合いも少なくない季節。寒さへの対応に加えてこのようなことが多くあると疲労は意識していなくても溜まってきてしまいます。

 

なるべく睡眠時間を確保する。
そして色々な食材を使って、栄養を補給すること。

 

一時期高騰していた野菜も最近では少し落ち着いてきました。

家計にもちょっぴり優しくなってきたので、南瓜や芋類など甘みが増す野菜などで心もほっこりしてみるのはいかがでしょうか。

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旬の野菜に頼って、身体の機能を季節に合ったものに順応させていくことが健康を維持するために重要な役割を果たします。

 

③飛沫防止
トイレの蓋(洋式)、使用後にあなたは閉めますか?

下したり嘔吐したりという場合にはトイレを使うことが多いと思います。そのまま流してしまうと、周囲に拡散させてしまうことになります。

 

使用後に流すときに蓋を閉める。

たったそれだけで効果があるのなら試してみませんか。

 

発症しなくても潜伏期間があります。健康に思えるあなたも、もしかするとその状態かもしれません。

別の人を媒介する中で、変異してまた自分に戻ってくるという可能性もゼロではありません。
自ら拡散させないようにすることで、被害の拡大は避けられるかもしれません。

 

また蓋を閉めることは、運気を上げるとも言われています。

拡散防止をして健康に気を付けながら、運も味方につけましょう。「運も実力のうち」ですよ。

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