「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。
シカゴマラソンで女子マラソンの世界新記録が生まれました。
ケニアのコスゲイ選手が記録したそのタイムは2時間14分4秒!
これまでの記録だったのはラドクリフさんが2003年に出した2時間15分25秒。
16年間それを脅かす記録も出ませんでした(歴代2位でも17分台)。この記録は不滅なんじゃないかとさえ感じるほどでしたが、それを一気に1分以上更新!
同大会で2位に入ったイエシェネ選手に7分近く差をつけたそうですが、実はその記録は2時間20分51秒。これもまた普通なら優勝争い出来るほどの相当な好記録なのです。
圧倒的、驚異的。だからこそ世界記録なんですが、本当に凄い。
このように長い間動かなかった記録が動くと、選手間で大きなうねりとなり活性化することが度々あります(ボルト選手のように寄せ付けないこともありますが…)。
形には見えないこのメンタルブロックを越えることは大きな影響をもたらすものと思っています。実際に男子も次々に記録が更新されてますから、女子もそうなったら面白いなと。そこに日本選手が絡んできたら…
夢あるなぁ。MGCで取れなかった3枠目が日本記録なんかで決まったら凄いと思います。可能性はゼロではないだけに、楽しみ。
来年の東京オリンピックでは数字上の記録は期待出来ないでしょうが、こういう世界トップクラスの選手たちの走りがみられることを楽しみにしましょう。