これぞ醍醐味。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

 

現在行われている世界陸上で、適度に睡眠不足です(笑)

そんなことは置いておいて、日本時間で4日早朝に最も過酷ともいえる十種競技が行われました(参考記事:キングの座)。

 

 

その過酷さを表現する際に、2日間にわたって10種類の競技を進める中で消費するカロリーがフルマラソン8回分に相当する21000kcalと言われることもあるのです。この数字の信憑性はわかりませんが、体のあらゆる部位を酷使するため、最後まで終えるだけでも簡単ではない競技なのです。

 

序盤から前回王者で世界記録保持者でもあるマイヤー選手がその記録を更新しようかという勢いで点数を積み重ねていきました。
そこにシーズンで最多得点のワーナー選手が絡んでいく優勝争い。

 

異変が起こったのは2日目の棒高跳び。
そこまでですでに足を痛めた様子のあったマイヤー選手が、記録を残せずに競技終了し、メダル争いから脱落。

棒高跳びで記録なしに終わったマイヤー選手

さらにはワーナー選手も110Mハードル以降、表情も浮かず記録も伸びず。ウイボ選手ら若手がそれぞれの得意種目でどんどんと記録を伸ばし、最終1500mでは5選手に優勝の可能性があるという大混戦に。

 

それを制したのは21歳のカウル選手。史上最年少で「キング・オブ・アスリート」の称号を手にしました。凄すぎる。

 

それが終わってからの様子。

1種目でもファールなどで記録を残せないと優勝争いに絡める可能性がほぼなくなる難しさを持っている十種競技。点数が伸ばせない場合は競技をやめる選手もいます。怪我などで最後まで続けられない選手も出てきます。

だからこそ最後まで戦った仲間として、お互いの健闘を称えあう。これこそが最高の瞬間のように思えます。

 

  

競技は違いますが、男子棒高跳びで優勝を争ったリセク選手、新鋭デュプランシス選手、そして優勝したケンドリクス選手の3人。順位がそれぞれ確定した直後のこの様子が私のお気に入りです。

試合が終われば仲間をたたえる

先ほどまで険しい表情だった選手たちが、お互いに手をたたきエールを送り、そして笑顔で終える。

ラグビーではノーサイドの精神と表現されますが、他の競技も含めてこれこそがスポーツの醍醐味ではないでしょうか。

 

 

戦った選手だけが感じられる最高の瞬間。これを味わえる人を少しでも増やせるように私は活動を続けていきます。

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